F-zoro(エフ・ゼロ)
Paint
手を加えて行くには時間もなく現在はココで止まってます。通販の開始時期までに塗装作業を再開できる見込みも無いのでもうエエか?と。なのでこの状態でアップしておきますネ。肌やアイメイク、髪の毛などの表現に関してはこんなもんだろうと思ってるんだけど、ガジェットにシルバー部分が多い。ココを真鍮や銅などの多素材でまとめるには案外時間が懸かるんですよねぇ。 じゃあこの後手を加えるのか?と言えばそうでは無く、塗装見本としてはこのまま展示って運びになるでしょう・・・残念!
顔周りを書き込んでて思ったんだけど、思ってた以上に美人になってしまいました。そーでもないゾって意見が有るかもですが、私的にはもっと凄惨な顔立ちを予想していたのでコレは意外。自分で作ってても判んないですネ、この辺って。だから面白いとも言えるんですが、コントロールが出来ていないと言う意味ではまだまだです^^;。ともあれ塗ったらこんな感じになりますよ〜って作例の一つとしてご覧頂ければ、と。とにかくゴチャゴチャしてるので塗装自体はけっこう楽しめると思いますヨ。
ところで今回もスティーム・パンクぽくなりましたネ。ボーグ・インプラントを装着している事を考えれば「サイバーパンク」のハズなんスが・・・まぁどっちゃでもエエか?(笑)・・・って事でご購入を検討頂ければ幸いです♪
Master-Model
2008年の米WonderFestで体感した洋GKの雰囲気、その時に肌で感じた勢いのままに作ったのが前回の「F」。そのリメイクバージョンが今作です。よってオリジナルキャラとしてのナンバリングが5.5(エフが「5」なので)。
前回のはお乳モロ出しだったんで、イベントに参加する場合「アダルト・ゾーン」でないと売れなかった。なので、ともあれお乳は隠そうって事でやり始めた改造だったんだけど・・・結果かなり弄くってこんな状態になっちゃいました^^;。お乳を隠してもグロい系なので、やっぱアダルトゾーンだろ?って意見はこのさい無視してイベントに参加するときは一般ブースで売らせて頂きます(笑)。
販売時期が直前にリリースした「Honey Bee」と重なるために、展示したときのボリュームを合わせたかったのでベースをやり変える。これで高さがほぼ揃います。そしてこれまたHoney Beeとの対比で、「誰が見ても美人顔」にはしたくなかったので前回のバージョンより顔つきが険しくなってます(だからボインも控え目)。

例えばあんなクールビューティーなセブン・オブ・ナインが固体になる前、ボーグだった頃はキモいと言って良い程の状態でした。今回の「F」はその辺の雰囲気もお借りしたいって事で顔にボーグ・インプラントをつけています。そのほか体中に張り付いているコードや器具類は実験段階のイメージを強調するため。よって「F」になる以前の「F」って事でキット名は「F-zero」。(スーファミの某ゲームも意識してるけどネ)
そういう設定を考えたらモールドの方向性も決まってくる。縫い目などの位置は同じなんだけどその縫合部分は生々しく、肌にもヘアーライン風のモールドを入れて美しいって雰囲気から遠ざけてるつもり。以上は作業中の思いつきで決めていった事だけど、その系が個人的にも性に合うのかやってて凄く面白かった。なので万人受けするとは思っていず(・・・って自分の作るものって全部そうだけど^^;)、Sci-Fi好きな人に手に取って貰えたら嬉しいなぁと。
余談だけど、今回アメリカのイベントでの先行販売をしました(・・・っても厳密には怪物屋にそうしてもらったって事だけども^^)。上記の様にもともと「F」は2008年の米WonderFestで出会った現地のスカルプターや模型ファンとの交流に触発されたのがきっかけだったと考えたら、ソレを納得行くまで弄くったこの「F-zero」のデヴューが同じWonderFestだったってのは面白い符号かな?「ココの皆に影響を受けて作った私の造形を見てください!」ってところですネ。

特にソコに拘ったわけでは無いし、スケジュール的にそうなったってだけの事なんだけど、だからこそ妙にその辺を意識してしまいます。つか、「ボーグ・インプラントが必須!」と思った時点で無意識でそうなるように行動してたのか?う〜ん、良く判りませんナ(笑)。

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