Rat Fink(Shift nobb)
JIMMY FLINTSTONE
これも前ページ同様ジミーさんのシフトノブ・シリーズです。そんでご依頼主もウルフと一緒という・・・(笑)。このノブはお客さんの持ち込みなんですが、自分が所持してるモノと同じモノだったのが驚き。

実はジミーさんは米国でエドロスの版権管理をしているってくらいのファンで、よって氏によるエドロス関連のGKもとにかく多いんです。

このシフトノブ・シリーズでもラットフィンクは色々種類が有るんですよね。その中からコイツを選んだってところがよほど自分に近い感覚を持ってるお客さんなんだなぁと。モチロン全て合致するわけでは無いけれども、その依頼内容もセンスが良くってビンゴでした。

「バジル・ゴゴス調で仕上げて欲しいんですよ」・・・ってセレクト良過ぎますやん♪聞いた瞬間に完成イメージが湧きましたし。

←基本の見せ方はウルフの作例を踏襲して、色調をゴゴスみたいにって事でマズは造作から。ロゴの切り出しは面倒だけど、コレが有るのと無いのとじゃ大違いなのでセッセと作業に勤しみます。

それだけでは空間が埋まらないと感じたので尻尾も追加。そのほか本体もちょこっと弄ってます。

ゴゴス調ってのは光と影の表現がキモ、使う色もビビットと濁り色のコントラストが重要です。・・・と判っててもコレがナカナカにむずかしい。あらぬ色を使いすぎたらラットフィンクの基本色が判らなくなっちゃうのでサジ加減が難しいんですね。かといって普通に塗ったのでは面白くないし、なによりそうしちゃうと依頼内容が変わってしまいます^^;。
こういった違った色味同士の配色は調整するのが難しいですね。自分にもっとセンスがあったら更にピーキーな色をブチ込んで、且つ調和させられるんだろうけどこの辺が限界でした^^;。ゴゴスはやっぱ凄ぇです!
彩色でけっこう悪戦苦闘しましたが、ラットフィンクの凶悪な感じが出て良かったんじゃなかろ〜か、と。前回のウルフとは違う部分ですが、この作例も本気で楽しめましたヨ♪ ところでジミーさんはエエですよねぇ〜。こういう思ったまま手を動かして造形しちゃう人の立体物って、造作は粗いんですがソコが味にもなってるし、なにより勢いがあります。面白い形のモノを作って安く提供する事でユーザーは気兼ねなく色塗りを楽しめます。ココの製品は今後も私的に要チェックです〜♪
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