F(エフ)
Paint

今まで載せてたキモい系塗装の「エフ」からエレガント系塗装のに挿し替えました。モンスターってもお姉ちゃんはやっぱ可愛い方がヨロシイと思うので。てか、雰囲気を重視するのなら「綺麗なのにツギハギ」って方が悲哀を感じるんではなかろーか?と。
「塗装はキットに魂を吹き込むモノ」って己の考えからすればこっちの作例の方が自分は好き。しかし「塗りを楽しむ」って考えも有るんで、それだと前回までのグロいのも捨て難い^^;。

いずれにせよ、塗装は「お客さんの好きに塗ってもらう」のが一番ってのは変わらないです。

この作例は米国ワンダーフェストで賞を頂いた時のパターンです。受賞作品は欲しいと言ってくださるお客さんがいらっしゃったんで、トロフィーごとお譲りしました。その後、ソレに関するブログ記事を見てのご依頼が有り、作ったのがこの画像のエフ。

画像は「完成品仕立て」の為にキットに付属しない台座や腰からのチェーンなどを追加してます。下の原型画像がキット内容なので、キットご購入の際はご注意ください。
Master-Model
「時間が有れば・・・」とは毎度おもう事だけど、時間が有るからできるってもんでもない。後からこうすれば良かったとか思う事があるくらいの方が後に続くのかもね。せめてもうちょっと手を入れたかったのは髪の毛だけど、ココはホント毎度の課題として残っていくなぁ^^;。

デコが張り面長、彫りが深くアゴがしっかりしている。右頬に大きなえくぼってのは自分のカーロフ・フランケンの印象。そのイメージを持続させつつ女性の顔を作ったらこういう風になりました。いままで作った事のない系の顔ができて自分的には気に入ってます。
ところどころ場所をかえてフランケンの要素を自分なりに折りこむ事でそれなりの完成形にはなったと思うんだけど・・・生理的に合わないって人が今までで一番多そうな感じ(笑)。仕上げはかなり粗いです。ペーパー目も残っているし凹んだ部分やキズもそのままですよー♪
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